ガス自由化とオール電化

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オール電化はガスが不要なためコスト削減も可能ですが、ガス自由化の対象となる都市ガスは料金が安いことから都市部では普及率が低めです。

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オール電化とは

オール電化とは、ガスを使用せずに調理・空調・空気・給湯など全ての機器を、ガスを使用せずにすべて電気によって賄うことです。

ガスを使用しないので基本使用料がかからず、その分固定費が発生しないので経済的となります。

特に日中に電気を消費することが少ない家庭なら、安い深夜電力を有効活用できるため電気代も節約できます。

IHクッキングヒーターは、ガスコンロのように二酸化炭素を発生させず室内空気を汚しません。

オール電化の問題点

オール電化向けの料金プランは、深夜電力など活用できればお得ですが、日中の電気料金が高くなる傾向があります。

したがって、昼間は在宅していることが多く、電気の使用量も多くなりがちの家庭では光熱費の支出が高くなる場合があります。

また、停電した場合、ガスを利用していれば火やお湯を使うことが可能ですが、オール電化の場合は全て機能しなくなってしまいます。

オール電化にするための設備費用も高額になりがちで、投資した分をいつまでに回収できるか事前にしっかりと見積もっておくと良いでしょう。

ガス自由化によるオール電化への影響

オール電化の普及率は、2015年で10%となっており、普及率の最も高い北陸地方でも18%程度に留まっています。

しかも、関東地方の普及率は4.2%と最も低い結果になっています。

これは、東京をはじめとする関東や大阪などは都市ガスが普及しており料金も安いため、オール電化にしてもそれほど経済的なメリットがないからだと言われています。

2017年4月から始まるガス自由化によって都市ガスの価格が以前よりも下がり、都市ガスの供給エリアも拡大すれば、オール電化にするよりも経済的メリットは大きくなります。

オール電化は料金面だけではない安全性や利便性などのメリットもありますが、ガス自由化によって電気とガスのセット割も登場するため、今後は双方のメリット・デメリットを十分に考慮したうえで選択していくと良いでしょう。

ただし、オール電化にしてしまうと簡単にガスに戻すことは困難で費用も発生するため計画的な導入が重要となります。

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